新規事業を成功させるためには3つの関門があるといいます。
西部開拓時代のアメリカを想定した言葉と言われています。
①悪魔の川 ミシシッピ川
②死の谷 グランドキャニオンなどの一帯
③ダーウィンの海 西海岸からの船出、がラバゴスでの漂流
これを新規事業に当てはめると
①基礎研究の段階
とにかく孤独、先が見えない
②製品化、事業化するための開発研究の段階
課題が噴出、課題解決にとにかく追われる
③世の中から必要とされ、お客様が買っていただく段階
となります。
①②は自分や社内の努力次第ですが、この③は世の中次第/お客様次第なのです。
必要とされると予測して開発するのですが、
「製造コストに見合う価格/数量の需要があるか?」
というのは、本当に難しい課題です。
大げさに言うと、「時代のニーズに合っているか?」という問題なのです。
時代の先を行って、製品化が早すぎても売れないのです。
良いものであるだけではだめ、ということです。
会社の経営判断にも関わりますが、
「機が熟するまで待つ」
ということも必要になります。
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