企業の研究には、ゼロから実際の製品を作り出すまでに、
各段階の研究があります。
最初の段階が探索研究です。
技術のタネを探す作業で、面白いもの、役立ちそうな技術を探し出して、育てていくプロセスです。
ほとんどが失敗で、その中から、面白いもの、特徴のあるのものを見つけます。
ゼロから1(イチ)を生み出します。
個人でする場合が多く孤独な作業です。
次が応用研究です。
探索研究で見つけた技術を、商品の形に創り上げていくプロセスです。
商品の品質の目標をクリヤし、問題点や不具合を解決していく作業です。
1(イチ)を100点満点にする作業です。
複数のメンバーで分担/協力して、組織的にする場合が多いです。
研究に対する考え方(捉え方)が違っていて、
探索研究は、欠点があっても、キラリと光る個性を探すイメージ。
「やさしさ」「暖かい目」で見守るイメージ。
応用研究は、欠点をなくし、品質を上げていきます。
厳しく育てるイメージ。
考え方は、子育てに似ているように思います。
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