微粒子とは、言葉の通り、とても小さな粒子です。
このブログで主に取り上げる微粒子の大きさは、
数ナノメートルから数百ナノメートルの大きさです。
(1ナノメートルは1mmの百万分の1)
これは、今流行りの、ウイルスと同じ大きさのイメージです。
一般のウイルスで、約10~300ナノメートルぐらいの大きさ、
新型コロナウイルスは、約100ナノメートルです。
実は、皆さんの周りに、
微粒子を使っているものは、とてもたくさんあります。
例えば、
・塗料
・インキ(インクジェットも)
・プラスチック用着色剤
・筆記具
・電子材料(テレビやスマホも)
・化粧品
・電池(リチウムイオン電池、燃料電池、太陽電池も)
・薬
などなど。。。。。
微粒子に関わる技術は
「ナノテクノロジー」
と呼ばれています。
こちらは、マスコミでも取り上げられたので、
馴染みがある言葉と思います。
微粒子をつくる技術は、
「分散技術」
とも呼ばれています。
分散とは、大雑把に言うと、
「粒子を小さな大きさにバラバラにする」
という意味です。
この技術は、とても重要な科学技術なのですが、
世の中的には、あまり知られていない、地味~な分野です。
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